人間の心理

心理学から紐解く人の心理

「スパイト行動の心理」

<スパイト行動>
スパイト行動という言葉を耳にした事はあるだろうか。
スパイト行動とは→意地悪分配行動と呼ぶ。
わかりやすく言えば、「私が損をしているのだから、あなたも損をすべきだ」という心理から生まれる行動だ。
「自分が損をしてでも、相手より上に立ちたい」「自分が損をしているのだから、お前も損をすべきだ」という心理から引き起こされる行動だという。
コロナ禍を経たここ2年で、このワードへの注目が集まっている面もあるらしい。
仕事や日常生活、あらゆるシーンで顔を出すとされる、スパイト行動とは、どんなものなのか。
<スパイト行動の心理>
スパイト行動も背景にある、マスク着用率の高さ。
日本人のマスク着用率の高さは、意地悪な性格の裏返しだと昨今言われているが、そのスパイト行動の心理は、例えば、私とAさんは、とある店に同じタイミングでアルバイトとして配属された。
私の時給は下がり、損をすることになる、しかし、Aさんを出し抜きたいという気持ちが勝り、差がつくことで満足してしまう。
端的に言うとこれが「スパイト行動」となる。
更に例えると、コロナ禍において法律上マスク着用の義務がないのに日本ではマスクの着用率が他国よりも高いと言われている。
緊急事態宣言やまん延防止等重点措置が解除された後も、街ではほとんどの人がマスクを着用しており、日本人の衛生観念や協調性の高さだと見ることもできるが、社会心理学者の碓井真史氏は、これもスパイト行動の一つの側面であると指摘している。
つまり、俺がマスクをして苦しい思いをしているのに、なんであいつはマスクをしていないんだと批判されることを恐れて、結果的に全体のマスク着用率は高い。
社会心理学的に見て、スパイト行動というのは、とにかく平等を求める気持ちで、ゲーム理論では、共貧状態という状況が起こってくるそうだ。
<スパイト行動は悪い面ばかりではない>
例えば、誰かが一個しかないリンゴをかじったら、基本的には他の人はそれを食べることはできない。誰かが一枚しかないシャツを着れば、他の人は着られない。
逆に誰もが平等に使えるような財のことを、経済学では公共財とよぶらしい。
<スパイト行動と付き合うには>
自分はスパイト行動なんて、愚かな人がやる意地悪はしない、そんなふうに思う人もいるだろう。
だが、その考え方こそがスパイト行動を引き起こす。
世の中には意地悪をする人がいるんだと他人事のように思うことがすでに自分も罠にはまっており、意図しなくても、同じようにスパイト行動をとってしまうのだ。
まずは、どんな人間もスパイト行動をする可能性があることを認識し、自分が損をしても、相手を出し抜きたいという気持ちがふっと湧いてきたら払拭出来るかどうか。
と思えるかどうかだという。
<まとめ>
自分の行動がスパイト行動に当たるのかと省みる人が増えたとしたら、果たして日本はどう変わるのだろうか。
人は得をすることよりも損失を回避することを重視する傾向のことを「損失回避の法則」と言うが、損失の基準には個別性がある。
私が損をしているのだから、あなたも損をすべきだという心理は裏を返せば、自分の損失を回避するために他人を損失させることで損失を帳消しにするという意味もある。
ただ、ずるいが許せないのは日本人特有とさえ感じる。

「話を聞こうとしない人」




<話を聞かないという意味>
聞くと言ってもいろいろな取りようがあるが、人間関係における人の話を聞かないの意味とは、人の言葉を受け入れて意義を認識する、という意味ではないか。
そして、人の話を聞かない人とは、人の言葉を受け入れず意義を認識しない人という事になるのではと考える。
<人の話を聞かない人>
何かあったら何時でも相談しろよ、と先輩や上司にいわれる、これが口癖な人は要注意。
人の話を聞かない人とはおよそこんな人だろう。
一見、人の面倒をよくみて頼りになる人に映るものの、よほどのことがない限り相談を持ち掛けても「分かった分かった、要するにこういうことだろ」と途中で話をさえぎって自分なりに解釈してしまうからだ。
思い込みが激しいタイプだと尚のこと、自分の意見は曲げない。
結果、悩みを相談しても解決にならない…
<どんな特徴があるのか>
自己中、人の忠告や興味がない話は聞かない、面倒臭がり屋、自分の都合よく解釈する、責任転嫁する、せっかちで周りの空気が読めない、自分の意見はいつも正しいと思っており思い込みが激しい。
人の話を聞かない人は相手が全部話終わる前に「要するに〜だろ」と自分勝手に解釈する。
そして、頑固で自己主張が強い。
<どんな心理なのか>
人の話を聞かない人は、人の事を軽く考えており、その心理は、長い年数を会社で過ごしたという功績と自信から自分の考えを過信している様に思う。
そして、自分よりも歳が若い者の言うことは耳を傾けず、偉そうな口を聞くなと思っている。
つまり、思い上がる相手を下に見ているのではないか。
もし人の話を聞かない人と意見が対立した場合は大変で、自分の考えが絶対的に正しいと信じているが故に自分の言い分を通さないと気が済まない展開もある。
<対処法>
人の話を聞かない人を諭そうとしても無駄で、そもそも話を聞かないので、その諭す話もまともに聞くことはない可能性が高い。
例えば人の話を聞かない上司は、痛い目を見るまで変わらないと思ったほうが良い。
トラブルを避ける為、話を伝えたという証拠を残す事を考え、そんな話は聞いてないと言い逃れ出来ない様にしておく。
例えばメールで内容を伝えるのが効果的。
人の話を聞かない人は、会話の中で感情的になったり焦ったりするので落ち着いて話を聞く事が出来ない時があり、文章化すれば割とリラックスして向き合えるので文面にして伝えると良い。
<まとめ>
人の話を聞かない人へは、先に結論を話すという方法も有効。
長々と説明するよりは先に結論から話せば理由などはあとからついてくる。
会社などでは、自分よりも目上の人を通して伝えるのも有効策だと思う。

「口が軽い人の特徴と心理」

 <口が軽い人の特徴>

職場の人間関係における口が軽いの意味。
口が軽いとは、秘密にすべきことを他人に話すこともある。

よく「ここだけの話ですよ」と言われると、何故か人に話したくなる。

子供の頃「誰にも言ったらダメ」と内緒話をしたら、クラスメートに言いふらされたり。

人は広められたくない話を口外されると良い気はせず、残念なことに大人になっても口が軽い人はいる。

職場で「口が軽い」と評価されると、信用がおけない人物として疎まれ、出世にも響き、会社の企業秘密を漏らすと最悪の場合、退職を余儀なくされる。

上司や職場の愚痴は、本当に口外してもいいのか喋る前によく考えるべき。

口が軽い人の特徴は、おしゃべりが好き、集団行動を好む、誰にでもいい顔をする、浅く広い交友関係を持つ、うわさ話が好き、明るくて社交的などが挙げられる。

<口が軽い人の心理>
口が軽い人は、人に話すことで注目を浴びたい、優越感に浸りたいと思っていることが特徴。

つまり自己顕示欲が強い。

みんなが興味を持ちそうな他人のうわさ話を話のネタにしたりする。

他人にとって公にしたくないことほど話し、盛り上げるために大げさに話すこともある。

相手が驚くのを期待しているのです。

口が軽い人は話のネタを集めるためにうわさ話には首を突っ込む。

言い換えれば、自己顕示欲が強いけれども人よりも優れているものや自慢できるものは何も持っていないので、他人のうわさ話をすることで自己顕示欲を満たそうとしている。

<口が軽い人の対処法>

要するに自分が言ったことは他言されるのだから、

対処法はとてもシンプルで、口が軽い人には他人に漏らされたくないことは言わないこと。

ただ、口が軽い人はしつこく聞いてくる、その時はハッキリ話は無いと断る。

<まとめ>
口が軽い人は信用されず、結局人は離れていく。

口が軽い人は話を聞いてくれる人を探しては他人のプライベートなことまで口外し優越感に浸る。

だけどそんなことだと最後には誰からも相手をされなくなる。

口の軽さを注意しても悪びれる様子がないことが多く何を言っても直ぐ治るものではない。

本当に話したくないことは喋らないこと。

そして自分自身も相手の気持ちをよく考えて言動には注意したいものだ。

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「100人に1人は発症」

統合失調症

統合失調症は、脳の様々な働き、例えば、知覚、思考、感情、意欲、行動などが上手くまとまらなくなってしまう脳の病気として統合失調症というのがある。100人に1人は発症すると言われており、ありふれた代表的な精神疾患だとされる。

今では、適切に治療していくことで回復できる病気だと言われている。

<症状>

次のような症状がみられるが、全て現れるとは限らない。

1.幻聴(幻覚のひとつ)

その場に居ないはずの人の声で悪口や命令が聴こえてくるといったような、「幻聴」という症状が多く見られ、周りから見ると独り言が増えたり、場にそぐわない笑顔が見られたりと、異変に気が付くことがある。

独りで誰かと会話している様な状態。

2.妄想

現実離れしていたり、事実と異なることを現実、事実として確信してしまい、どんなに周りから説明などされても訂正が出来なくなってしまう思考の症状。

嫌がらせを受けているとか監視されているなどといった「被害妄想」が多く見られる。

3.思考障害

流れのある話をするのが難しくなってしまったり、話が飛び飛びになってしまったり、会話が突然途切れてしまったりして、相手に上手く物事を伝えにくくなってしまう症状。

聞き手側も何を話したいのか、内容が掴みにくくなってしまう。

4.行動の障害

混乱して興奮してしまったり、一見無目的と思われるような突発的な行動がみられたり、まるでマネキンのように動作が固まってしまったりする。

つまり、カラダが操られているといった異常な感覚に襲われることがある。

5.認知機能障害

集中力や記憶力、遂行力(物事を計画して実行する力)、コミュニケーション能力などが障害されてしまい、例えば集中して読書が出来なかったり、いっぺんに言われたことを忘れてしまって、仕事をこなすのが難しかったり、人の顔色が読み取りにくくなったりなど、日常生活で今まで出来ていたことに困難が生じてしまう。
6.陰性症状
やる気の低下、物事や身の回りへの関心の低下、喜怒哀楽の弱まりといった、その人がいきいきと生活していくのに必要なパワーが出てこなくなってしまう症状をまとめて陰性症状と呼ぶ。

ちなみにこれとは逆に、幻聴や妄想など必要ないものが異常に出てきてしまう症状を陽性症状と呼ぶ。

<原因と診断>

原因は現在もはっきりとは解明されていない。

遺伝的要素(体質)、生活環境、ストレスなどの様々な要因が複雑に絡み合って発症すると推測されており、多くは思春期から青年期に発症するようだ。

多彩な症状は、脳内のドーパミンセロトニンといった神経伝達物質のバランスの乱れによって起こると考えられている。

診断される場合、一般的に血液検査や画像検査など身体検査で分かるものではなく、精神科医の診察で、先に述べた症状やこれまでの経過などから総合的に診断される。

身体の病気や薬物の影響でも、幻聴、妄想などの症状がみられることがあり、身体検査や内服の確認などが必要で、診断の手助けとなる。

心理検査は診断補助で用いられることがある。

<治療するには>

統合失調症の薬の治療が中心となる。

抗精神病薬を中心に、必要に応じて睡眠薬などのお薬を補助的に用いる。

統合失調症は慢性疾患のため、再発してしまうことがあり、症状が良くなった後も、元気な状態を維持していくために、治療をじっくりと気長に続けていくことが大切。

外来治療が基本だが、症状が重い場合には入院治療が必要になることもあり、作業療法デイケアなどを利用し、生活リズムの改善やコミュニケーションのトレーニングをするなどのリハビリテーションも重要な治療の一つとなっている。

<まとめ>

心理学サイドからの発信としては、2015年に公認心理師法が公布され、公認心理師が誕生し、多職種連携という言葉が目を引くようになり、精神医学領域でも多職種連携がいわれるようになったらしい。

複数の専門家が、それぞれの専門を活かして、支援に関わることが求められ、多職種の一つに公認心理師も含まれるものの、どのような役割が期待されているのかについてはあまり明確ではないという。

公認心理師として統合失調症患者に関わる実践報告が少ないことが理由の一つになっているそうだ。

 

「発達障害の子供達の現状」

<今の発達障害の子供達の現状>

学校から薬を勧められる「発達障害」の子供達。

今、普通学級には「発達障害」の子供は在籍しにくくなっているという。

日本で子供の人口が減少する中、発達障害と呼ばれる子供は増え続けているらしい。

2006年には7000人余りだったが、2019年には7万人を超え、それに伴い、子どもへの向精神薬の処方も増加しているというのだ。

では何故、発達障害の児童数はここまで増えているのか、又、発達障害の早期発見、投薬は子供達を救えているのか。

<何度も薬を勧められる>

都内の公立小学校に通う息子さんが小学3年生の時、母親のAさんは、学校の面談で特別支援教室の教師から言われた言葉に戸惑ったという。

息子さんは、低学年の頃から授業中に教室の外に出てしまったり、同級生にちょっかいを出したりと落ち着きが無く、これまで学校の面談では、何度も服薬を勧められる。

その内容は「小さいうちのほうが少量で済むから、薬を飲んだほうがいいですよ」「薬を飲んで落ち着いた子もいます」と言われた。

学校の面談で言われている以上は何かしなきゃと

思ったAさんは、子供の発達障害を診る近所のクリニックに息子を連れて行くと、ADHD(注意欠陥・多動性障害)と診断された。

ADHDは、不注意と多動、衝動性が特徴とされる発達障害の1つ。

<学校が服用を推奨>

学校から見ると「問題行動」と言われる言動があり、同級生とトラブルがあると学校から連絡が入り、Aさんは菓子折りを持って相手の親に謝りに行ったことは一度や二度ではない、それでも、Aさんは、現段階で薬を飲ませたくなかった。

確かに自分もイライラして薬さえあればと思うものの、一度飲み始めると、何時まで続けるのか分からないし多動は成長して落ち着く事もある為、今は薬に頼りたくないというのが結論。

本人が薬を理解したら考えようと思った。

しかし、教師や副校長に囲まれる面談が毎回憂鬱でたまらない。

医者よりも学校の先生から薬を勧められるのが、一番つらいという。

Aさんの様に学校から促された事を切っ掛けに医療機関につながるケースは珍しくない。

<医師の見解>

複数の医師によると、学校から薬の服用を推奨されて医療機関を訪れる患者がいるという。

薬で全て解決すると思い、薬を出してもらえと家族に命じて、患者を受診させる教師もいる。

しかし、私はそんな魔法の様な薬はないのだ。

小学6年生の息子がいる別の女性は、ちょっと問題があると発達障害を疑われると憤る。

3年生の時に学級崩壊が起こり、36人中8人もの子が、担任教師から、どこか(医療機関)に相談した方がいいと受信と検査を勧められた。

そして学年が上がり担任が変わると、何も問題が無くなった。

発達障害は原因が明らかでないため、血液検査や脳波などの数値で診断されるものではない。

国際的な診断基準や知能検査などの尺度はあるが、最終的にはあくまで医師の問診によって診断される。

家庭や学校での様子を家族から聞き、落ち着き度や衝動性などの特性がどの程度ならば発達障害なのか、それは医師の判断にゆだねられる。

文部科学省の統計が示す急増>

学校で発達障害の子供は増えている。

文部科学省は、普通の学級に在籍しながら週に何日か別の教室で授業を受けている軽度の障害のある子供数数(通級指導を受ける児童数)を集計しているそうで、2006年に約7000人だった発達障害の児童生徒は、2019年には7万人まで急激に増加している。

それに伴い、脳の中枢神経に作用する向精神薬の投与も増えている。

医療経済研究機構が2014年に発表した研究によれば、13歳~18歳の患者のうちADHD治療薬を処方された割合は、2002年~2004年と2008年~2010年を比較すると、2.5倍となり、ADHD薬だけでなく、抗うつ薬抗精神病薬はそれぞれ1.4倍となっている。

<根本的な事を見誤ってはいけない>

発達障害に使われる薬はどれも障害原因そのものを改善する根本的な治療ではなく、多動性を抑える、いわば集中力を高めるといった対症療法だ。

こういった向精神薬の服用を疑問視する声は、一部の教員達からも上がっており、ある教諭は、クラスに2~3人は発達障害で薬を飲んでいる子がいるという。

効果がないと量を増やされたり、薬の種類を変えられたりする。

学校側はやっとの事で落ち着いて良かったと思うが、薬を過剰投与され、ボーッとしているだけに過ぎず、更に薬を飲んで食欲がなくなり痩せていかなどの副作用があり、治療になっていない。

<難しい子の排除しがちな思考>

その教諭いわく、学校のルールが細かくなったことで、今まで問題がなかった子供まで、あぶり出されるようになっていると語っている。

以前はいろんな子が普通学級にいたが、今は「定型発達」(発達障害のない状態)の子供しかいられない教室になってしまっている。

問題のある子供に対しては、先ず、特別支援教室を勧め、改善が見られなければ特別支援学級への転籍を勧める。

転籍ができず、普通学級にいることになった場合、薬の量を増やそうという話になるそうだ。

現に、現在6年生になったAさんの息子さんは、副校長から、もっと楽に行ける学校があるのではと他校にある特別支援学級への転籍を遠回しに言われている。

<まとめ>

この様な発達障害とされる子供を排除する一因は教員への管理強化で、2000年以降、教員への人事評価制度が徐々に導入され始め、2016年に義務化されている。

管理職が教室を見た時に評価が下がらない様にするには、問題のある難しい子は排除したい。

それを上手く、別の場所に行った方が、その子の為ですよという正当性のある言葉を使う。

多くの教師が子供の為という理由で発達障害を見つけ、医療機関に繋げ、その裏には、教師への締め付けや業務過多から学校の為という本音もあることは否定できない。

「考えが分からない人の心理」

<何を考えているのか分からない>
この様なの特徴や心理、対処法まで考察してみよう。
本当に言わなければ気付いて貰えないのか、分かって貰えないのか。
男女関わらず、何を考えているのか分からない人は確かに居る。
自己主張が足らないか、気まぐれなのか様々だが非常に対応に困る。
又そんなふうに言われた人も職場などで良い人間関係を築いていくには改善に努めた方がいいだろう。
<特徴が共通する>
何考えてるかわからない人に共通する特徴。
何を考えているのかわからない人には、口数が圧倒的に少ない派と発言が多い派の2種類。
タイプ別の特徴や行動を挙げると…
無口である人、無口になる人、意思表示がない人、矛盾している人、意見が二転三転する人、自分勝手な人、感情を表に出さない人、秘密主義である人、八方美人である人、気分屋な人、陰口を言う人、聞き役が多い人、など、何を考えているのかわからない人は、聞き役が多く自分からは積極的に話しかけることは無い。
お互いに話しをしないと打ち解けていないと思わせてしまう。
そして、どうでもいいとか興味がないというような態度に見えると誤解を招きます。
自分から歩み寄ろうとしない人はどうしても周囲から浮いて見える。
つまり、嫌いでは無いが何考えているのかわからないと思われる。
<何考えてるかわからない人の心理>
多くを語らないがゆえに胸の内は何を考えているかわからない人にでも観察していればどこかにサインが表れていることもある。その心理を探ると…
「怒っている」→自分の意見が通らなかった時、機嫌が悪くなり黙る。
「不安だから」→少数派の意見というのはやはりいくらそれが結果、正解であったとしてもその時は不安なものなのだろう。
さっきまで反対していたのにあるいは賛成してくれていたのに急に周りの反応を見て意見を変えるのは自分の意見に自信がないともとれる。
「人に頼っている」→この人の意見なら大丈夫だろうという心理が伺える。
「ある特定のことに強いこだわりがある」→他人には理解できなくても自分にしかわからない変な強いこだわりがある。
自分のやり方があるため、ちょっとでもやり方や順番が違うと怒ることがある。
周りから扱いにくい人と思われても仕方がない。
「気分のせいにする」→当日の約束を取りやめにする理由が体調が悪いのなら兎も角、何となく気分でと言う理由で約束を取りやめる。
相手の気持ちを無視した行動を取ることがある。
「人間関係が煩わしい」→良い付き合いをしていきたいと思っていても相手は違い、ストレスの原因の多くは妬みや嫉妬、我慢、面倒といった人から受けるものがほとんどだ。
多くの人と付き合き合えば付き合うほど強いられ、深く関わらなければ煩わしさやトラブルから避けられる。
<まとめ>
何を考えているのかわからない人が、いくら関心がなくてもこちらとしても勝手に話を進めるわけには行かず、
一応相手の意思も確認して物事を進め、普通の感覚ではない考えの持ち主なので、本人にその都度確かめるしか無いだろう。
つまり、勝手に判断しないで本人の口から直接聞くのがベスト。
もし、何考えてるかわからない人と言われたら…
改善法としては3つ意見したい。
①一貫性を持つ
自分の発言に一貫性を持つようにする。
前回言ったことと違うようでは信頼がなくなる。
メモを取る習慣をつけるのも良い。
②人の話を聞くときは相づちをする。
黙って聞いているだけではなくて相づちだけでもする。
相手はちゃんと聞いてくれていると安心度が増す。
時々質問をしたり自分の意見を言うのも良い。
③付き合いのバランスを考える。
例えば、職場で孤立していては仕事がやりにくい。
お互い助け合っていく上でも最低限のあいさつや付き合いはする。
話しが苦手だという人でも、ムスッとしているよりも笑顔でいれば何とかなる。
どんな人も黙っていては何も伝わらない、それどころか何考えてるかわからない偏屈な人だと誤解されてしまうだろう。
仕事でもプライベートでも充実した毎日を送るためには当然、良好な人間関係を築くこと。
ちょっと意識するだけでも周りも変わる。

「鳥のさえずり」

<ストレス緩和に一番効果的>

ストレス緩和に最も効果があると言われているのは「鳥のさえずり」 

研究者らが発表した癒しと本能の関係性によれば

自然音にはストレスや痛みを和らげる効果があるという事が判明した。

動物の鳴き声や小川のせせらぎなど、自然音の種類によっても効果が変わるという。

例えば、緑の少ない都会でも生活音の少ない早朝に公園を訪れると、目を閉じて耳を傾けるだけで同様の癒し効果が得られるという。

<共同研究による解明>

カナダのカールトン大学など3大学の研究者とアメリカ合衆国国立公園局との共同研究によれば自然の音にはストレスや痛みを和らげる効果がある事がわかった。

研究者たちは、自然音が人間に及ぼす影響をまとめた複数の先行研究を分析。

自然音を聞くことで痛みの緩和、認知機能の改善や気分の向上が期待できると結論づけた。

自然音別のメリットでは、鳥のさえずりがストレス軽減にもっとも効果的であると説明している。

又、環境音の計測を実施した68公園221カ所では、鳥のさえずりなどの動物が発する音がよく聞こえたのは75%で、小川のせせらぎなどの自然音がよく聞こえたのは41%となった。

アラスカやハワイなどの都市部から遠く離れた地域で多くみられたという。

<いくつかの仮説>

自然音が人間を癒す理由はわかってはいないが、いくつかの仮説はあるようだ。

例えば水の音は、人間をはじめ、地球上の動植物は水なしでは生きられない。

水音が近くに聞こえると、本能的に安心する可能性があると指摘している。

目を閉じて、耳を傾けると緑少ない都心でも心穏やかに過ごす事か出来る。

自然音からリラックス効果を得るには自然がある環境を訪れ、目を閉じて耳を傾けるだけで良い。

物もお金も不必要ない為、お手軽だ。

自然が少ない都心でも工夫をすれば日常に取り入れる方法がある。

担当した研究者たちによると、生活音がある程度聞こえる都心の公園でも、自然音が聞こえれば同様の効果を得られるという。

<まとめ>

いずれにしても、人が活動を始める前である早朝は静まりかえっており、お勧めだろう。

生活音が少なく、家の植え込みでもあれば、窓を開けて目を閉じれば自然と鳥のさえずりが聞こえてくるかと思う。

意識的に耳を傾ければ心がリラックスするだけでなく、自然の大切さにも気付ける。

出勤前や昼休みなどの空いた時間に、騙されたと思って試してみてはと思う。

【鳥のさえずり】https://youtu.be/TMFv8sDszUY

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「野鳥の鳴き声がもたらす効果」

<ストレス軽減>

 鳥の鳴き声にはストレスを軽減させる「セロトニン」を分泌する効果があるようだ。

鳥の鳴き声を聞くと癒されると感じる人は多いのはその為だろう。

<聞きなしという遊び>

また、「聞きなし」と呼ばれる鳥や動物の鳴き声を人間の言葉の発音に当てはめる遊びもあるくらい。これは、古くから人間は鳥の鳴き声に親しんできたと言っても過言ではない。

< ハクセキレイの鳴き声>

例えばハクセキレイの鳴き声にはどんな特徴があるのだろうか。

ハクセキレイは普段は「チュンチュン」と鳴き、飛んでいるときは「チチン、チチン」と鳴きながら波形に飛ぶ。

ハクセキレイ(鶺鴒)は秋の季語で、ハクセキレイセキレイについて詠んだ俳句も多数残されているそうだ。

ハクセキレイについて詠んでみるのも風流で良いかも知れません。

<厳しい季節を乗り越える為>

ハクセキレイは、頭から肩、背、胸部が黒またはグレーで腹部と頬が白い羽毛に覆われており、長い尻尾があるのが特徴です。

夏は細身ですが、厳しい寒さを乗り越えるために冬は脂肪を蓄えてコロコロとした体型になる。

セキレイ科の仲間に「セグロセキレイ」という鳥がいますが、見分け方はハクセキレイの頬が白いの対して、セグロセキレイは頬が黒い。

セキレイ」は漢字で書くと「鶺鴒」と書きますが、これには「背がピンと伸びてきれい」という意味があるそうです。

確かにハクセキレイは、背筋をピンと伸ばし忙しそうに動いている。

<まとめ>

郊外や地方に行くと、都心ではあまり聞く事の出来ない野鳥の鳴き声が聞こえて、何とも言えない穏やかな気持ちになる事がある。
鳥のさえずりには、癒し効果があると言われているがそれだけではなく、鳥のさえずりが持つ力があるらしい。
それは、規則的なフレーズの中に不規則なフレーズが混ざる高周波という2つの大きな特徴があり、これによって、ストレスの軽減とリラックス効果を持たらしている。

セキレイ】動画 https://youtu.be/UTytSzjrY5w

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「あきれた体質」

<言われたとおりにやれ>

言われた通りにやれと怒鳴られ、不正続く大企業、そして見えた共通項。
M電機や○芝、M銀行など大企業で、昨年は不祥事が相次いだ。

各社の調査報告書から見えてくるのは、もの言えぬ閉鎖的な組織。

取締役会がうまく機能しないなどチェック体制の弱さも指摘されている様だ。

M電機では品質や検査をめぐる不正が広がる。

弁護士らの外部調査委員会が今月出した報告書は、社員が上にものが言いにくい組織を問題視した。

社員への聞き取りでは、上司に萎縮する声が紹介されている。

言われたとおりに試験をやっていればいい、などと怒鳴られることが度々あり、疑問を口にすることはしなくなった。

過去にも不正があったのに、取締役や監査役らが適切に調査してこなかったという。

<圧力問題>

◯芝の株主総会をめぐる圧力問題では、経営陣の一部に企業倫理に反する行為があったとする報告書が11月に出たらしく、経済産業省を頼りにしすぎる行政依存の体質だったという。

システム障害を繰り返したM銀行では情報が経営陣まで伝わりにくく、責任の所在も曖昧になっていたらしく、金融庁は、言うべき事を言わず言われた事しかやらないとして、組織を見直すよう促したらしい。

<再発防止策>

再発の防止策としてM電機やM銀行は、拠点や部門間の人事異動を増やし、外部人材の登用などを進め、◯芝は「誤りを認める文化」を築くため、失敗に関する情報をその都度社内で共有するという。

M電機や◯芝、M銀行の親会社のMフィナンシャルグループは社外取締役が多数を占める指名委員会等設置会社で、社外の目で経営を監視するはずだった。しかし、ガバナンス(企業統治)は十分に機能しなかったのだ。

<まとめ>

企業統治に詳しい弁護士の話では、社外取締役を増やしても、社長に寄り添う人物や上に逆らえないイエスマンを揃えた、お友達内閣なら役に立たないのだそうだ。

当然の事だ、メンタルヘルスが確立される今の時代には考えられない、しかも大手企業の大失態。

社会的責任は免れないし一度落ちた信用を取り戻すのは大変なだろう。

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「初夢は悪夢」

<明けましておめでとう御座います>

新年早々にあまり良くない夢を見てしまいました。

神社に行って払拭した元日となりました。

<リアルな夢>

リアルな細かい事故未遂の夢。

仕事中で3人乗車、運転者は私という設定。

何故かメンバー2人は私の昔の友建が乗っている。

事故の場所→見通しの良い交差点。

右折したら左側路側帯を4歳くらいの女の子が母親と少し広がってゆっくり歩いていた。

私は車道にはみ出て来ないかと徐行する。

数秒後、対向車の往来が空いたので右にウインカーを出し対向車を又ぎ徐行しながら追い抜こうとしたその時だった。

女の子がふらふらと出て来て横切ったかと思いきや反対車線まで小走りする。

危ないと思った瞬間、軽トラとぶつかり倒れる。

事故を目撃した私達は直ぐにお母さんと女の子の元へ助けに向かう。

<夢の中で早く助けなきゃと必死だった>

よく見ると軽トラは寸止めで停車し女の子は反射的にこけた様だった。

女の子は泣いている。

軽トラの運転者もどこかで見た事のあるメガネをかけた痩せ型の中年男性。

その後、自分の業務担当者が来て再度状況説明しているところで目が覚めた。

この人も当たっていないと証言した。

数分後お父さんが車で駆けつけて来て、交差点の角にある誰もいない大衆食堂の様な所で軽トラの男性を含めて状況説明をする私。

女の子は打撲と擦り傷の様だった。

何故か事故報告書を書くのか検討されている。

軽トラの運転者は友達の昔の喧嘩相手だと友達の1人が思い出していた。 

<まとめ>

夢にはいろいろな意味があって解釈が難しいことがある、初夢が悪夢だったらどうするのか…

フロイト以来、夢が持つ意味について心理学の領域で研究が進んでいる様ですが、まだまだわからないことが多いのです。

日本書紀によると、崇神天皇が後継者を決めるときに、二人の皇子の夢見によって決めたそうです。

そして、源平時代の左大臣・藤原兼実の日記「玉葉」には、すでに決まっていた皇太子が、夢見によって覆ったことが述べてあるといいます。

獏という夢を食べる架空の動物がいるが、中国には悪い初夢を見た時、翌朝、宝船の帆に「獏」という字を書いて川に流したり、土に埋める事で災難を避けてきたそうです。

又「夢は逆夢」と言って悪い夢を笑い飛ばしたり、神社やお寺へ「夢納め」に行くという風習もある様です。

その昔「夢買い(替え)屋」という商売もあった。

今朝の夢は、笑い飛ばして都合よく縁起を担ぎながら、気持ちを高めて新年の良いスタートを切りたいと思う。

 

 

「ズレてると言われる人」

<ズレてる人とは>
ざっくり言うと標準的なものや基準となるものと少し違っているという事だろう。

「ズレてる人」という場合は、この様な感覚の人。

つまり「ズレてる人」は一般的な常識から少し離れている、一般的な感覚から少し離れていると感じる人のことを言う。

重要になってくるのは、全く非常識だったり価値観が違ったりというのではなく少し離れているという部分だ。

例えば職場に「ズレてる人」がいると思ったことがうまく伝わらない可能性もあるので、仕事にも支障をきたす。

<ズレてる人の特徴と心理>

自分の考えや感覚に自信がある。
他人とズレてるという事を考えてもいない。

自分の考えに自信がない人は周囲に合わせ様とするので、周囲はたとえその人の考えが周囲と違っていても気づくことは無い。

何の疑いもなく周囲と違った考え方を口にする人が、周囲からズレてる人として認識される。

ズレてる人は自分だけが違う反応をする、反応しないという事に気にすることは無い。

自分の感覚や考え方に疑いを抱いていない。

ある意味協調性がない。
ズレてる人の中には協調性がない人もいる。

周囲の人の合わせない、合わせるという考えをしないという人。

自分に自信があるなしに関係なく性格的に他人に合わせたくないのだ。

空気を読めない。

協調性のない人が空気を読まないのとは違って、空気を読もうとしているのに結果的に読めない人。

つまり、空気が読めない人は全体的な話の流れについていけなかったり、その場の雰囲気を感じ取れない。

人の話を聞かない人も周囲からズレてる人。

自分の考えに固執する人は他人の話に耳を傾けるということをしない。

人の話に耳を傾けないので一般常識についても知らないことが多く、常識はずれな言動をしてしまう。

またこのタイプのズレてる人は、人の話をズレてる解釈をしてしまい、周囲とは違う反応をする。

反対に人の話をよく聞く人は、人によって考え方が違うということもよくわかる人だろう。

他人の気持ちがわからない。

ズレてる人は相手の気持ちも考えずに自分の考えを押し通してしまう。

自分を客観的に見ることができない。

ズレてる言動を何度でも繰り返してしまう。

中にはわざと相手に合わせない人もいる。

ズレてる人は自分を却下して見れないため、たとえ他人から指摘されたとしてもどこが違うのかを認識できないので修正することもできない。

ズレてる人の中には頑固者という特徴を持つ。

ズレてる人は人から教わった通りにしないので仕事でもマニュアル通りにしない。

教えた側は、間違って覚えてしまったと勘違いして修正するが、ズレた人は自分にあっているやり方に直しただけなので、自分にあっていないやり方を強制されたようなものとなる。

マイペースこそズレてる人の大きな特徴。

職場にいるずれてる人も仕事を自分のペースでこなすが、その仕事が共同作業の場合は周囲の人に合わせたペース配分が必要になる。

周囲に合わせない人はズレてる人という評価を受けてしまう。

<まとめ>

こういった「ズレている」という評価を人として見る場合は、実際は慎重に考えるべきである。

人の性格の問題、さらに気質なども関係してくれば、ズレているという事が良いのか悪いのかは難しい判断となるからだ。

つまり、ズレた性格なら修正は効くがそれがもし気質なら変えれない。

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「絵心は人それぞれ」

<子供の絵と心理の関係>

子供の絵には、無意識の心理状態が表れると考えられ、大人が論理的に色や形を決めるのとは違い、まだうまく言葉にできない自分の感情を色使いやモチーフで表現している。

子供の気持ちを絵から読み取るアートセラピー色彩心理学の知見は子供の絵と心理の関係がある。

<絵心とは>

① 絵をかく心得や趣味、それを解する心。

② 絵をかきたいと思う気持ち。

③ 情景が絵画的に美しく整っているさま。

絵心のある?なし?は、これは一概に絵の上手や下手だけでは決められないと思う。

ただ上手いだけなら写真を写すのと変わらないだろう。

つまり絵心は、のびのびと描いたり、感情を込めて描いたり出来る事ではないだろうか。

絵が好きな気持ちが必要不可欠で、誰にでも初めはあるのだと思う。

やがて絵が苦手になったり、嫌いになったりする人に分かれて行く。

<大人になると絵が苦手になる訳>

本来描くことは面白い。

でも小さい頃は「おえかき」が好きだったのに小学校、中学校、と年齢が上がるにつれて絵が「苦手」になってしまう人が多い。

「苦手」の理由は上手に描けないからという人が殆どだという。

おそらく上手下手という基準で絵を評価されてきた事に問題があるのだと思う。

例えば、子供の絵を褒めようとしても、つい使ってしまう言葉は「上手」ではないだろうか。

評価は悪いことではないし大きなモチベーションにもなる。

でも評価の基準が狭い事が問題だ。

<実写的か記号的か>

大抵「上手」と言われるのは、見たモノの形をより写実的にとらえた絵のことだ。

でも写実的な絵は、子供が描くような記号的な絵の延長には無く、描こうとするものがまったく違うので難しくて当たり前なのだ。

記号的な絵は、知っているモノを描く絵であり、頭のなかにある表象スキーマの要素を一つひとつ表すような絵だ。

それはつまりモノの「認知(認識)」を表出している絵ともいえるだろう。

それに対して写実的な絵では、光の配列などのモノが認知される前の視覚情報、つまり「知覚」を表出しようとしている。

<面白いに優劣は無い>

デッサンなど、見たモノを写実的に描く練習は、概念に囚われずに知覚的にモノを見る重要なトレーニングなのだと思う。

だが写実を極めることが芸術の本質ではない。

美術教育の最終目標でもないはずだ。

例えば、子供の絵をどう評価し、何を目指せばいいのかという時「上手」の代わりに推したいのが「面白い」だ。

「上手」と違って「面白い」に優劣はないので誰が見ても「面白い」という絶対的な評価もない。目の付け所が面白い、アイデアが面白い、色の組み合わせが面白いなど、色々な視点からの評価が出来る。

<まとめ>

そもそもモノの見え方や捉え方は、人によって結構違う。

それまでの経験が違えば、積みあげられてきたスキーマが異なるからだ。

絵にはそうしたモノの見え方の違いが垣間みられ、その面白さを引き出し味わう姿勢が大事だと考える。

【絵心】動画 https://youtu.be/aRK8WwNZyE0

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「猫が人の手を舐める時」

 

<人の手をペロペロする心理>

猫の「舐める」にまつわる謎3選。
猫が人を舐めるのは「親愛の気持ち」から。

舐めることで「好きだよ」と気持ちを伝えているという説が有力。

他に、撫でて欲しい時や早く起きて欲しい時など、何らかのおねだりを要求していたり、自分のニオイを飼い主さんに付けて「自分のものだ」と安心しようとしている場合もある。

<ほかの猫を舐める時>

これも愛情表現なのか…
ほかの猫を舐めるのは、人を舐めるのと同様、親愛の気持ちから。

自分のニオイを相手に付けたり、ニオイを交換して信頼関係を築いている。

つまり多くは、母親と子猫やきょうだい猫、仲のよい猫同士にしか見られない。

母猫や成猫が子猫を舐める場合は、お世話の意味もある。

<舐めているとケンカ?>

猫は気持ちの切り替えが早い動物なので、同じ動作を続けるうちにイライラする習性がある。

嫌いになるというよりは、八つ当たりして舐めているうちにケンカになることがある。

他には、折角撫でてあげたところをペロペロ舐めたりする時がある。

これは、嫌がっているのかと思いきや撫でている時に猫が気持ちよさそうにしていたなら、そのあとの毛の乱れが気になった可能性が高い。

<グルーミング>

綺麗好きな猫は、人の目ではわからない毛の乱れでも違和感を覚えることがあり、舌をブラシ代わりにして整えている。

猫の毛づくろいには、次の4つのメリットがある。
①血行が促進され、健康になる。
舐めることが毛根や皮膚への刺激になり、血行がよくなるなど、マッサージのような効果がある。
②気持ちが紛れて安心できる。
失敗したときなどに「転位行動」として、焦る気持ちを毛づくろいに置き換えて気持ちを落ち着かせることがある。
③体温の上昇や低下を調節できる。
毛にフワッと空気を含ませて断熱効果を高めたり、毛に付けた唾液の気化熱を利用して体を冷やすことも出来る。
④ビタミン補給できる。
一説では、被毛に日光が当たって出来るビタミンDを舐めることで摂取できるといわれている。

<まとめ>
愛猫が飼い主さんのことを舐めてきたら、それは親愛の気持ち。

舐めてくれるのを見るたびに嬉しくなってしまう事さえあるだろう。

【茶トラ猫】動画 https://youtu.be/31sral3nAUg

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「人間の最も原始的な心理」

「妬み」は人間の最も原始的な心理で、遠い昔から心に潜む相当な悪玉の源だと考えられてきた。

<他人と自分を比較する>

例えば仕事を先延ばししてばかりで、計画どおりに物事が進んだ事が無い役職の人がいる。

一方で、同じ職場にはそれをやってのける同期入社の職員がいる。

その職員が役職に就くことになったとする。

でも先の職員がまだやる気があり、これまで一生懸命やってきた自負もあるのに、何故この人事異動になるのかと思ってしまう。

つまり、誰かと比較しながら自分の能力や存在価値を値踏みしている。

他人と自分の比較がやめられない。

自分よりも優れた能力や魅力を持った、同じ職場の能力者の存在に気づいた時からその存在を意識し始めてしまうのだ。

<たったひとつの厄介な感情>

やがてこの妬みは、職場全体の仕事が停滞する「たった1つの厄介な感情」となり「職場の雰囲気が悪い」「上下関係がうまくいかない」「チームの生産性が上がらない」という現象に向かって行く。

こうした組織の人間関係の問題を、心理学、脳科学、集団力学など世界最先端の研究で解き明かした『武器としての組織心理学』が発売された。

著者は、福知山脱線事故直後のJR西日本や経営破綻直後のJALをはじめ、数多くの組織調査を現場で実施してきた立命館大学の山浦一保教授。

「妬み」は人間を非合理的な行動に駆り立てる感情の中で、最も厄介なのだ。

<上方比較>

冷静に考えれば、友好的に手を組んだ方が合理的な選択で、より高いレベルの仕事と成果が得られる可能性があるのに。

しかし、上方比較(自分よりも優れた人と自分との比較)をすることによって劣等感に苦しめられてしまう。

そうなると実際にとる行動は、困っていても手伝わないし、肝心な情報も教えない。

意地悪で非倫理的な対応で、足を引っ張る結果を招いてゆく。

この様な関わり方では、人間関係がギクシャクしたり、職場全体のパフォーマンスが滞ったり、誰一人として得をすることは無い。

<まとめ>

この著書は、20年以上におよぶ研究活動にもとづき、組織に蔓延する「妬み」「温度差」「不満」「権力」「不信感」といったネガティブな感情を解き明かした画期的な1冊だ。

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「ヘラヘラする人の心理」

<ヘラヘラしてる人の特徴>

話題に興味がない。

あまり注目されたくない。

ヘラヘラしている人の中にはあまり自分に注目を集めたくないという理由でヘラヘラする人もいる。

周囲を気にしすぎる。

周囲を気にすると言うよりは周りの評価が気になる事が多い。

嫌われたくないと思っている。

周囲を気にしすぎる人にも通じる心理だが、嫌われたくないという気持ちもヘラヘラした人の特徴のひとつ。

会話をしている時、自分を主張せず、相手の意見に同調する事が殆ど。

意見を求められたとしても誰かの意見と同じと答える事も殆ど。

へらへら笑いというのは物事を曖昧に誤魔化す時に出るものだからだろう。

だから堅苦しさを嫌う。

その場の雰囲気や空気を自分が壊したくないという気持ちを持っている。

空気を壊したくないという心理が働く。

みんなが盛り上がっている状況で意見を聞かれても否定する事はできないタイプ。

つまり相手を刺激したくない、むしろ自分を隠す。

わざとヘラヘラして頼りなく見せようとしている人もいる。

<ヘラヘラしてる人への対処法>

ヘラヘラしてる人は向こうからしつこく関わってくるという事はほぼ無いので対処し易いと言える。

つまりはっきりと拒否する事でヘラヘラしてる人と同類だと思われる無い事を示す。

人を拒絶する事はかなり勇気がいる行動、でも何か曖昧にヘラヘラ言い寄って来た場合は、拒絶は一度で十分なのではっきりと意思を示す。

<部下がヘラヘラしている場合>

失敗やミスに対して注意している時にヘラヘラした態度をされると感情的につい怒ってしまう時があるが「ヘラヘラするんじゃない」と怒鳴っても実際は叱られている内容に関係のないところで笑いをこらえきれない、もしくは笑っているように見える表情をしているだけの場合が殆ど。

だからこちらも感情的にならず、客観的に失敗の原因を指摘して同じ間違いをしないような指導する。

<まとめ>

いずれにしても感情的にならない様にする事が有効だと言える。

ヘラヘラしているという状態に、裏と表があるのか、隠れた発達障害があったり、天然なる悪意の無い人柄だったり、様々な心理も浮上する為、冷静に対応されたい。

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