人間の心理

心理学から紐解く人の心理

臨床心理

「失った15年」

【始めに】 令和6年能登半島地震により亡くなられた方々に哀悼の意を表し、ご遺族と被災された方々に心からお見舞いをお伝え致します。 そして、救助、復旧活動に取り組まれている関係者の方々に対し、敬意を表すと共に安全を祈念申し上げます。 <ある女性…

「音楽で豊かな心を」

<ジャズを通して豊かな心を育む> 幼稚園でプロのジャズバンドに演奏してもらう。 先日、群馬県の前橋市にある、某幼稚園でプロのジャズバンドによるライブが開かれ、園児たちが歌と踊りを楽しんだそうだ。 このジャズライブは、某幼稚園が毎年開催ししてい…

「医師が警鐘を鳴らすコロナ後遺症」

<重力に逆らえないレベルの倦怠感が続く> 恐怖感で追い詰めらる様な心理。 コロナ後遺症、いわゆる、数か月たっても倦怠感が残る、体調が本調子に戻らない、頭にもやがかかったようなブレインフォグの状態が続く、咳が取れない、起き上がるのがしんどい、…

「注意されると黙り込む人」

<こんな人は対応にコツがいる> よくある話で、注意すると黙り込む人がいるが、その様な人は、対応のコツがいる。 ズバリ、自分から気づくように仕向けるべし。 ストレートに「ここが違う」と注意してはダメ。 そうではなく、間違っている事を何となく匂わ…

「100人に1人は発症」

<統合失調症> 統合失調症は、脳の様々な働き、例えば、知覚、思考、感情、意欲、行動などが上手くまとまらなくなってしまう脳の病気として統合失調症というのがある。100人に1人は発症すると言われており、ありふれた代表的な精神疾患だとされる。 今では…

「野鳥の鳴き声がもたらす効果」

<ストレス軽減> 鳥の鳴き声にはストレスを軽減させる「セロトニン」を分泌する効果があるようだ。 鳥の鳴き声を聞くと癒されると感じる人は多いのはその為だろう。 <聞きなしという遊び> また、「聞きなし」と呼ばれる鳥や動物の鳴き声を人間の言葉の発…

「コロナのリスクを考える」

外出自粛やテレワークの影響でコロナ太りや体力の低下を感じている人は多い。 こうした小さな不調や体の変化が、実は大きな病気の兆候の可能性があると専門家は言う。 自分の命を守れるかどうかは、その兆候に気づけるかどうかにかかっているのだ。 <息切れ…

「25の心理的現象21-25」

<25の心理20〜25> 21.「私達は記憶を復元している」とは? 私達は記憶を手繰り寄せる時、頭の中で上映されるミニ映画の様に感じる為、パソコンのハードHDに保存されたビデオと同じ様に、記憶は頭の中に小さなファイルとして蓄えるものと考えがち。 しかし…

「臨床心理アセスメント」

<3つのモデル> これは、「心理測定論」「 心理力動論」「 生態システム論」という3つの臨床心理アセスメントモデルがある。 <心理測定モデル> 実験心理学の伝統に従って計量的な分析を重視する取り組み方を特徴とする。 心理テストの良否は客観的で信頼…