人間の心理

心理学から紐解く人の心理

「考えが分からない人の心理」

<何を考えているのか分からない>
この様なの特徴や心理、対処法まで考察してみよう。
本当に言わなければ気付いて貰えないのか、分かって貰えないのか。
男女関わらず、何を考えているのか分からない人は確かに居る。
自己主張が足らないか、気まぐれなのか様々だが非常に対応に困る。
又そんなふうに言われた人も職場などで良い人間関係を築いていくには改善に努めた方がいいだろう。
<特徴が共通する>
何考えてるかわからない人に共通する特徴。
何を考えているのかわからない人には、口数が圧倒的に少ない派と発言が多い派の2種類。
タイプ別の特徴や行動を挙げると…
無口である人、無口になる人、意思表示がない人、矛盾している人、意見が二転三転する人、自分勝手な人、感情を表に出さない人、秘密主義である人、八方美人である人、気分屋な人、陰口を言う人、聞き役が多い人、など、何を考えているのかわからない人は、聞き役が多く自分からは積極的に話しかけることは無い。
お互いに話しをしないと打ち解けていないと思わせてしまう。
そして、どうでもいいとか興味がないというような態度に見えると誤解を招きます。
自分から歩み寄ろうとしない人はどうしても周囲から浮いて見える。
つまり、嫌いでは無いが何考えているのかわからないと思われる。
<何考えてるかわからない人の心理>
多くを語らないがゆえに胸の内は何を考えているかわからない人にでも観察していればどこかにサインが表れていることもある。その心理を探ると…
「怒っている」→自分の意見が通らなかった時、機嫌が悪くなり黙る。
「不安だから」→少数派の意見というのはやはりいくらそれが結果、正解であったとしてもその時は不安なものなのだろう。
さっきまで反対していたのにあるいは賛成してくれていたのに急に周りの反応を見て意見を変えるのは自分の意見に自信がないともとれる。
「人に頼っている」→この人の意見なら大丈夫だろうという心理が伺える。
「ある特定のことに強いこだわりがある」→他人には理解できなくても自分にしかわからない変な強いこだわりがある。
自分のやり方があるため、ちょっとでもやり方や順番が違うと怒ることがある。
周りから扱いにくい人と思われても仕方がない。
「気分のせいにする」→当日の約束を取りやめにする理由が体調が悪いのなら兎も角、何となく気分でと言う理由で約束を取りやめる。
相手の気持ちを無視した行動を取ることがある。
「人間関係が煩わしい」→良い付き合いをしていきたいと思っていても相手は違い、ストレスの原因の多くは妬みや嫉妬、我慢、面倒といった人から受けるものがほとんどだ。
多くの人と付き合き合えば付き合うほど強いられ、深く関わらなければ煩わしさやトラブルから避けられる。
<まとめ>
何を考えているのかわからない人が、いくら関心がなくてもこちらとしても勝手に話を進めるわけには行かず、
一応相手の意思も確認して物事を進め、普通の感覚ではない考えの持ち主なので、本人にその都度確かめるしか無いだろう。
つまり、勝手に判断しないで本人の口から直接聞くのがベスト。
もし、何考えてるかわからない人と言われたら…
改善法としては3つ意見したい。
①一貫性を持つ
自分の発言に一貫性を持つようにする。
前回言ったことと違うようでは信頼がなくなる。
メモを取る習慣をつけるのも良い。
②人の話を聞くときは相づちをする。
黙って聞いているだけではなくて相づちだけでもする。
相手はちゃんと聞いてくれていると安心度が増す。
時々質問をしたり自分の意見を言うのも良い。
③付き合いのバランスを考える。
例えば、職場で孤立していては仕事がやりにくい。
お互い助け合っていく上でも最低限のあいさつや付き合いはする。
話しが苦手だという人でも、ムスッとしているよりも笑顔でいれば何とかなる。
どんな人も黙っていては何も伝わらない、それどころか何考えてるかわからない偏屈な人だと誤解されてしまうだろう。
仕事でもプライベートでも充実した毎日を送るためには当然、良好な人間関係を築くこと。
ちょっと意識するだけでも周りも変わる。