人間の心理

心理学から紐解く人の心理

「ズレてると言われる人」

<ズレてる人とは>
ざっくり言うと標準的なものや基準となるものと少し違っているという事だろう。

「ズレてる人」という場合は、この様な感覚の人。

つまり「ズレてる人」は一般的な常識から少し離れている、一般的な感覚から少し離れていると感じる人のことを言う。

重要になってくるのは、全く非常識だったり価値観が違ったりというのではなく少し離れているという部分だ。

例えば職場に「ズレてる人」がいると思ったことがうまく伝わらない可能性もあるので、仕事にも支障をきたす。

<ズレてる人の特徴と心理>

自分の考えや感覚に自信がある。
他人とズレてるという事を考えてもいない。

自分の考えに自信がない人は周囲に合わせ様とするので、周囲はたとえその人の考えが周囲と違っていても気づくことは無い。

何の疑いもなく周囲と違った考え方を口にする人が、周囲からズレてる人として認識される。

ズレてる人は自分だけが違う反応をする、反応しないという事に気にすることは無い。

自分の感覚や考え方に疑いを抱いていない。

ある意味協調性がない。
ズレてる人の中には協調性がない人もいる。

周囲の人の合わせない、合わせるという考えをしないという人。

自分に自信があるなしに関係なく性格的に他人に合わせたくないのだ。

空気を読めない。

協調性のない人が空気を読まないのとは違って、空気を読もうとしているのに結果的に読めない人。

つまり、空気が読めない人は全体的な話の流れについていけなかったり、その場の雰囲気を感じ取れない。

人の話を聞かない人も周囲からズレてる人。

自分の考えに固執する人は他人の話に耳を傾けるということをしない。

人の話に耳を傾けないので一般常識についても知らないことが多く、常識はずれな言動をしてしまう。

またこのタイプのズレてる人は、人の話をズレてる解釈をしてしまい、周囲とは違う反応をする。

反対に人の話をよく聞く人は、人によって考え方が違うということもよくわかる人だろう。

他人の気持ちがわからない。

ズレてる人は相手の気持ちも考えずに自分の考えを押し通してしまう。

自分を客観的に見ることができない。

ズレてる言動を何度でも繰り返してしまう。

中にはわざと相手に合わせない人もいる。

ズレてる人は自分を却下して見れないため、たとえ他人から指摘されたとしてもどこが違うのかを認識できないので修正することもできない。

ズレてる人の中には頑固者という特徴を持つ。

ズレてる人は人から教わった通りにしないので仕事でもマニュアル通りにしない。

教えた側は、間違って覚えてしまったと勘違いして修正するが、ズレた人は自分にあっているやり方に直しただけなので、自分にあっていないやり方を強制されたようなものとなる。

マイペースこそズレてる人の大きな特徴。

職場にいるずれてる人も仕事を自分のペースでこなすが、その仕事が共同作業の場合は周囲の人に合わせたペース配分が必要になる。

周囲に合わせない人はズレてる人という評価を受けてしまう。

<まとめ>

こういった「ズレている」という評価を人として見る場合は、実際は慎重に考えるべきである。

人の性格の問題、さらに気質なども関係してくれば、ズレているという事が良いのか悪いのかは難しい判断となるからだ。

つまり、ズレた性格なら修正は効くがそれがもし気質なら変えれない。

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