<見返りを求める人>
見返り→はお礼をすること。
人は親切にされるとうれしいもの。
親切を親切で返す、又は謝礼を渡したり返し方は人それぞれ。
しかし、その中で自ら見返りを求める人がいる。
つまりその様な人は、見返りを期待しているから親切にしている。
<見返りを求める人に共通する特徴>
共通の特徴、それは見返りを求める人には意図的であったり、魂胆があるという事。
意図的な例を挙げると「損得勘定で動く」
必ずと言っていいほど見返りを求める人に共通しているのは、損得勘定で動く。
「卑しい」
人の物を欲しがり、見返りを求める頻度が多い人は図々しい。
「人によって態度を変える」
上司や会社関係の人には平身低頭で接し、自分より下に見ている人には誠意を持って対応しないなど人によって態度や言葉使いが180度変わる。
「ケチである」
損をするのが最も嫌い、同僚にはジュース1本おごることはないし、飲み会では1円単位まできっちり割り勘にしますが、利益を持たらしてくれる人や特別な人には気前がよく極端でうまく使い分ける。
「条件を出す」
飲みに連れて行って欲しいなど「今度○○してね」
と条件を出して来る。
「遠慮がない」
出されたおやつを全部食べるなどまったく遠慮がなく、気にしないでという好意をそのまま受け取る。
「恩着せがましい」
あの時はこうしてやった、私のおかげでしょとたびたびそのことを話題にし、周囲にも知ってもらって自分の評価を上げようとする。
<見返りを求める人の心理>
人間は見返りを期待するの本性なので仕方がないところ。
中にはお礼はいいからと善意の人もいる。
つまり口に出すか出さないかの違いで、口に出すから周りから疎まれてしまう。
頭に入れておくと対処しやすいそういった人の心理は、仕事やプライベートにおいて一目置かれようとする。
見返りを求める人は、まずはそうゆう人と親交がある人に近づいて自分を売り込もうとする。
要するに利用しているのだ。
だから仲良くなるためには交際費は惜しまない。
急に近づいてきて妙に優しくして恩を売っておく。
そして不満に思う意識も働く。
例えば遺失物の謝礼は5~20%とありますが、満額もらえると期待したけど、実際には5%程度だったら「もっともらえるのではないか」「もう少しくれてもいいじゃないか」「手間暇考えたら少ないのでは」とガッカリ感が残る。
過度に期待するからいけないのに、謝礼をするのが当たり前だと決めつけているから現実との違いに不満が残るのだ。
割り切っている、利用できるものはすべて利用。
やってあげたことに対して対価を求めて何が悪いと考えている。
見返りの物で判断する。
見返りが期待外れだった場合、割に合わないと言って断る。
逆に良い条件だと頑張れるのだ。
<見返りを求める人への対処法>
明らかに見返りが目的の人にはどう対処したら良いのか。
「感謝の気持ちを込める」
誰かに何かをしてもらったら感謝の気持ちとして「ありがとうございます」と伝えるだけで本当は良いはずなので「あなたのおかげで助かりました」ということが伝わればそれでも十分。
見返りがないなら親切にしないという人はそれまでで。
自分が誠意を持って対応すれば、必ず見てくれています。
その行動に自然と応えてくれる人がいるはずだ。
条件付きでオファーして来ても断る。
条件付きで手伝ってくれたりする人にはハッキリ言わないとやめてくれないので
「約束できるかわからない」「そんな余裕ないからいい」と断ると良い。
受けた恩恵に対して感謝の気持ちとともに褒めておく。
<まとめ>
見返りや恩返しいう言葉があるが、
どちらも意味は同じ。
だけど、行動次第で紙一重。
求めるのが見返りで求めないのが恩返し。
何となく頼んだつもりが厄介になる人もいる。
だから頼み事をする時には人を選ぶと良い。