人間の心理

心理学から紐解く人の心理

「頑固な人の心理」

<頑固と信念は紙一重

頑固は良く言えば「信念が強い性格」を意味するが、悪く言えば「融通が利かない性格」とも言えるだろう。

つまり、非を認めない性格、自分の考えを曲げない性格を表す。

悪い印象でとらえられるのは「頑固」

どちらかと言うと年配の方に頑固な人が多い。

例えば頑固父などがそうだ。

年を取ると自分の考えが凝り固まるものだ。

他に職人さんも頑固な人は多い。

仕事に誇りを持てば頑固さは、こだわりを持つ証拠になるし、良くあるのが頑固な上司は仕事について押し付けがましい事もある。

経験を積んでいる分、これまでのやり方にこだわりがあるのだろう。

そのほうが安全と言えば安全か…

しかし、度が過ぎると周囲の人はうんざりする事は間違いない。

あなたの職場に頑固な上司や同僚がいるだろうか、また対処はどうするのか…

自分も固定概念を捨てて思考が固くならぬ様に頭を柔軟にしていこうと思う。

<頑固な人の特徴>
「保守的」「我が強い」「プライドが高い」

「自信過剰」「否定が多い」

「他人の意見や忠告は聞かない」

「非を認めない」「自己主張が強い」

「こだわりが強い」「素直ではない」

「今までのルールにこだわる」

<頑固な人の心理>
これは絶対的に正しいという事は世の中ではそんなに多くない。

ごくシンプルな価値観の違いでしかないのに、相手の考えが自分の考えと相違すると、頑固な人間は「こうあるべきだ」「こうすべきだ」と強く主張してしまう。

頑固な人は自分の考えはすべて正しいと思っている為、他人の意見や忠告は聞き入れない。

つまり周りからは敬遠される。

その反面、本人は全く気づかない。

その心理は、これまでのやり方にこだわり、新しいやり方を受け入れない人は、失敗して損をしたくないと考える「損失回避」の気持ちが強い為。

普段から、無難な仕事をしている人や、年配の方に多いのが特徴。

<ことなかれ主義者>

新しいことに挑戦するよりも、従来のやり方に従ったほうが、自分の利益や評価を守れると考えている為、 頑固な人は、親も頑固。

頑固な人は育った家庭環境が大きく影響している。

頑固な人は親も頑固であることが多い。

頑固な人は頑固な親の言い付けを守って育ってきたので、自分が上の立場になったとき目下の者は当然自分の言うことに従うべきだという固定観念を持っている。

頑固な人の対処法 頑固な人は頑固であるゆえに変えることは極めて難しい。

<まとめ>

頑固な人の対処法は、頑固な人は頑固であるゆえに変えることは極めて難しいと言える。

他の人に迷惑にならなければ、頑固な性格は問題にならないだろう。

しかしチームプレーが必要とされる場合、例えば職場などでは部下に大きなストレスを与える事になる。

一般に頑固な上司がいる会社では部下の退職率は高い。

つまり会社に残りたい場合、こういう人なんだと受け入れるのが基本、上司に共感する事がポイントになる。

頑固な上司は仕事を真面目に取り組んできた人が多いのが特徴、そんな上司を理解し尊敬して好かれる事を考えると良い。

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