<発達障害とは>
詳しい原因はまだ解明されていない。
先天的な脳機能の発達の多様さがもたらす障害と言われている。
<主な分類>
注意欠如、多動性障害(ADHD)
学習障害(LD)
チック障害、吃音(症)など。
<心理的影響>
困難に直面した際の心理的影響から、気分障害(うつ病、双極性障害)ひきこもり、対人恐怖症など、いわゆる二次障害に発展する事がある。
<就労移行支援事業所の対象者>
どんな人が利用できるのか?
就労移行支援事業所の利用対象者は、18歳から64歳までの障害者、難病を持つ人が利用できる。
障害者手帳を持ってなくても主治医の診断書や定期的な通院があれば利用できる場合もある。
大学(4年生大学や短期大学、大学院、高等専門学校を含む)在学中の人も市区町村の判断により利用できる場合がある。
一般就労している障害者が休職中の場合も市区町村の判断により利用できる場合がある。
<まとめ>
就労移行支援事業所によっては利用できる障害の種別が異なる。
例えば、精神障害者のみを利用対象としている事業所もある。
精神障害者、発達障害者、身体障害者、知的障害者、難病の方を利用対象としている所もある。
下記の精神疾患が挙げられる。
うつ病 双極性障害(躁うつ病)
統合失調症
不安障害
適応障害
パニック障害
強迫性障害
自律神経失調症
対人恐怖症
てんかん
高次脳機能障害
<就労支援を受けられる発達障害例>
下記の発達障害が挙げられる。
アスペルガー症候群
ADHD(注意欠陥多動性障害)
自閉症スペクトラム
学習障害(LD)
また、発達障害と診断は受けていないが、発達障害の傾向があるグレーゾーンの人でも利用できる所もある。