人間の心理

心理学から紐解く人の心理

「うつ病の疑いがある人の心理」

うつ病の症状>
うつ病は1.身体の症状 2.心の症状に分けられる。

1.身体の症状→身体がだるい。不眠。意欲の減退。

                         倦怠感を感じる。

2.心の症状→不安や焦りが出る。自分を責める。

    涙もろく寂しさが増す。死にたいと思う。

うつ病の特徴>

「夜眠れない」「食欲が無い」「気分が落ち込む」
「集中力の低下」「自己評価の低下」
「好きだったことが楽しめない」
「疲れやすい」

うつ病を引き起こす原因>
「妊娠出産による健康問題」

身体の変化に伴う情緒不安定→育児ノイローゼ

「大切な家族や親しい人との死別や離別」

愛する人との別れ→全てにおいて無気力になる。

「経済的生活問題」

貧困→衣食住が困難になる。

「雇用、労働問題」

労働条件→リストラ、降格、転職による悩み。

「異性関係や金銭トラブルなどの問題」

様々なトラブル→人間不信になる。

うつ病になり易い人の特徴>
「職場でパワハラを受けている」「神経質」

「喜怒哀楽が激しい」「思い込みが激しい」

「真面目で責任感が強い」「メンタルが弱い」

「周りの評価に応えようと頑張りすぎる」

うつ病の疑いがある人の心理>
うつ病は適切な医療を受けることで治る。

ところが、うつ病になった人は自分から進んで病院に行く事があまり無い。

何故かと言うと、うつ病の人は体調が悪くても「医者にかかっても意味が無い」とネガティブに考える為で、多くは、この様な心理が働いている。

<対処法>
うつ病の疑いがある人に「あなたはうつ病の疑いがありますので心療内科に行って下さい」とダイレクトに言うのはタブー。

うつ病と診断されたらクビだ」と不安な心理が働くからだ。

「調子が悪いみたいだね、一度診て貰ったらどう」と言って、遅刻や欠勤、仕事量の落ちた客観的なデータを提示して、相手を説得し易くする。

その際「元気になって戻って来て欲しい」など、必要としていると伝える事も忘れずにする。

一時的に休職しても大丈夫だと伝える事で、安心して治療に専念してもらう。

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