<交流パターン分析>
これは、2人の間のコミュニケーションを P A C の状態に基づく分析から明確にするもの。
P (parents) →親の自我状態。
A (adult)→大人の自我状態。
C (child)→子供の自我状態。
<分類>
全ての交流はa 相補的 b 交差的 c 裏面的 交流の3つに分類される。
aは交流ベクトルが平行するタイプで挨拶 情報交換 相互信頼関係など期待通りの交流。
bは意見対立 親子断絶などベクトルが交差する予想外からの反応。
cは例えば お世辞と皮肉など内心と裏腹な態度が出る顕在と潜在的な交流が同時に行われる複雑な関係。
患者を指導する際 次の3原則を学習理解し駆使してもらう。
①ベクトルが平行すれば その話題へのコミュニケーションは延々と続き②ベクトルが交差すれば逆に続かず中断する。③表面的なコミュニケーションのみに焦点を合わせていると相手の行動予測が難しい。裏面交流結果は潜在的レベルで決定される。人への対処の仕方を意識的に統御出来る様に学習するもの。
<まとめ>
さあ、あなたはどんなベクトルが出るのか…