人間の心理

心理学から紐解く人の心理

「言われた事しか出来ない人の心理」

<言われた事しか出来ない人の心理>

こういったタイプのひとつは、何故言われた事しかやらないのか。

以外にも逆に、少なくとも言われた事はきちんとやり遂げたと思っている。

だから、悪いなんて思わない、思ってもみないと思っている。

これは、自分で相手に取って良いか悪いかという事がわからないので、そうであれば余計な事はしない方が良いという考えがあるからだ。

例えば、過去に良かれと思って率先してやった事が問題があった。

良かれと思った行為が何かトラブルになったり責任を取るハメになった。

その様な経験があり、余計な事までしてと言われるくらいなら、むしろ自発的に行動は起こさないほうが良いと思っている。

この様なタイプの人は、もちろん指示があればすぐに動いてくれる。

そもそも融通を利かすというぬ判断や推測が鈍かったり、少し間違っていたりするので、役割りがわかっておらず、言われてもいないのに動いていいの?と考え込む。

わからなければただ単に指示待ち状態もある。

<言われた事しか出来ない人の特徴>
①先を見越せない

②気が利かない

③仕事ができない

④慎重派である

⑤率先して行動を起こさない

⑥黙々と作業する

⑦自分の意見を言わない

⑧失敗して怒られる事を嫌う、ただ単に気が利かないパターン。

<まとめ>

言われた事しかしないと言うが、指示に問題はないのか?

会社などで良くある会話で

「言われた事しかできんのか?」

「言わないと分からないでしょう」

両者の言い分は良く分かる。

でもここで「自分で考えろ」「見て覚えろ」と突き放すと指示待ちは改善されないので先ず相手の話を聞いてみると良い。

相手は指示にはしっかり従ってる筈なので、自分で仕事が出来ないとは思ってはいない。

目的や経緯や意図を指示すると有効だ。

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「余計なお世話な人の心理」

<余計なお世話をする人の心理>
「人に喜んでもらいたい」「人の役に立ちたい」

という気持ちが強い人で、親身になって相手に尽くしてくれるのが特徴。

その反面…

「良い人と思われたい」「感謝されたい」

と思ってやっているのも特徴。

人を助ける事で自分が気持ち良くなりたい人。

そして、自己満足の為に余計なお世話をしている場合もある。

例えば、職場などでは上司が自分の下に付けたいという考えから余計なお世話をする人も居る。

<タイプ別>

「自己中心タイプ」
自分の思い通りに人を動かしたいという心理が働いている。

このタイプは、相手から反発されると意地になって説得してくる。

その反面、他人と自分は好みや考え方、立場などが違う事にはあまり考えが無い。

余計なお世話をする人は相手の為だと思ってやっており、まさか迷惑に思われているとは考えない。

「マザコン
余計なお世話をする人はマザコンの可能性あり。

母親にとても愛され大事に育てられた為、誰かを愛したいという気持ちが人一倍強い。

その為、余計なお世話をしてしまう。

相手の悩みや心配事を自分の事の様に感じてしまうから、全部自分に買い換えて世話をする。

「悪意で余計なお世話をする人」

この様な人には注意が必要。

例えば、パワハラという公にしてほしくない事情を宴会の席で「皆さん聞いてください!」と皆の前で大々的に問題提起するなど。

人を陥れよう、恥かかせよう、評判を下げてやろうという心理が働いており、正義感でやっている様に見せ掛けているだけに過ぎない。

<まとめ>

もしも仕事上、話さないといけない時は必要最低限の事以外は話さない様にする。

悪意を持っている人にはこれに限る。

余計なお世話と親切な違いは、断ったときの態度が違うという事。
親切な人は相手が「それは必要ありません」と断ると「余計なことを言ってごめんね」と引き下がる。

余計なお世話をする人は断ると「良かれと思って世やっているのに何故、気持ちが分からないんだ」と怒り出す。

つまり、余計なお世話をする人は恩着せがましく主観考え、相手の自主性を尊重しない。

要は、相手が親切だと思えば親切な人になる。

相手が余計なお世話だと思えば余計なお世話をする人になる。

相手が必要としているときにだけ喜んで力を貸すようにする事が大切。

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「孤立する人とその心理」

<孤立している人の心理>
孤立している人は、例えば周りの人が遊んでいてもお喋りしていても、自分が与えられた仕事を黙々とこなしたりする。

つまり仕事熱心だと言える。

だが、見方を変えると、少し大袈裟だが、孤立している為に仕事に逃げているとも見える。

例えば入社して間もない時、一時的に孤立することがあるだろう。

この場合、職場に慣れていないからである。

そして何ヶ月か経つ、すると円満な人間関係を築いていたりする。

孤立する人はおよそ以下の3つの心理が働いているとして、大きく振り分けることが出来る。

「コミュニケーションが苦手なので孤立する人」「自分から好んで孤立する人」

「周りの人から嫌われているので孤立する人」

<孤立する人への対処法>
とりあえず話しかける、又はメールをする。
孤立している人に話しかけると、愛想の無い返事を繰り返した場合、一人が好きなのか、トークが苦手なだけかなのか分からない部分もあるので最初はメールでコミュニケーションを取るのが効果的。

孤立する人は自分から声を掛けられない事が多い。

孤立している人がグループのほうに度々視線を送るようなら、話し掛けてほしい気持ちの表れだろう。周囲の人から声掛けすると良い。

<まとめ>

例えば、チームワークが必要な仕事を与えて見ると良い。
職場で、もし自分が上司の立場なら孤立している人にチームワークが必要な仕事を与えて見る。

これは、他の同僚と協力して行う仕事を与える事により、孤立している人が打ち解ける事があるかも知れないからだ。

仲間と協同で働くことによる達成感を味わい、仕事の成果が上がると更に良いと言える。

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「思いやりのない人」

<思いやりのない人の心理とは>
これは幾つかの例を挙げると次の通り。

*育った環境に問題がある。

*親から十分に愛情を注いでもらえていない。

育児放棄や虐待などを受けて育つ。

などが挙げられ、他者への思いやりが欠ける人間に育つ。

<必要性は?>

例えば、会社や店舗を経営したり、運営したりしている時、経営者たる者とし、時には非情な決断を迫られることがあり、思いやりがない性格は一見マイナスに映る反面、義理や人情に流される事がない性格の特徴は、会社を維持又は発展させる為には必要なものとして発揮される時がある。

<どう対応する?>

思いやりのない人への対処法はどうすると良いか。
思いやりがない人とは、つまりは、他人の気持ちを考えない人、自分さえ良ければいいと考える人、言わば自己中心的な人だろう。

恐らくこういった人間は何処にでもいるだろうし、仮にアドバイスしても皆無に近い。

<まとめ>

他人が変える事はまず不可能。

結局は思いやりがない人とは距離を置く事が良い。

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「無口な人の心理」

<無口な人その心理とは>

無口な人は、思いや話を口に出さない分、わからない事が多い。

言ってくれないから、その時の状況からこちらが勝手に解釈してしまう。

<無口な人の本音>

では、無口な人の本音はどうなのか…

無口な人の心理は、独りでいる方が楽だと考えている事が多い。
様々な場面で、人に合わせなければいけない時は多々あるわけで、そんな中、無口な人は自分のペースを保ちたいと思っている。

そして、拘束されたくない、急かされたくない、自分の好きな事を好きな時間にしたいと考える。

又、、無口や人は沈黙は気にならない。
例えば、会話が続かない時、気まずい空気になる。

次はなにしゃべればいいのか…

沈黙の空気が嫌な感じ…

などと気をもむが、無口の人は意外にも気にならないので苦痛には感じない。

案外、話さなくていい事が助かっているのだ。

人が集まるとみんなワイワイ言いたい事をベラベラお喋りをする。

人が多ければ話題も多いしテンポも速い。

無口な人は話題についていけないし会話に入っていくタイミングを逃す。

そんな時は聞き役に回ってしまう。

<まとめ>

無口な人は長く付き合っていれば合わせるのが苦手な性格上、言葉にしなくても通じ合えていると思っており、協調性がないとかツンけんしていると誤解されがちだが、本人は気にしていない。

また無口な人は人見知りで警戒心が強い。

特に初対面の人には最初から素性を明かす事は絶対にしない。

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「言い訳がましい人の特徴と心理」

<言い訳がましい人の特徴>
『プライドが高い』『人の忠告を聞かない』

『本当は実力がないと分かっている』

『本音を吐かない』

言い訳がましい人は、ミスをすると、物や人のせいにする。

口先だけは達者で仕事も総じて出来ない。

仕事が出来ない事実を認めたくないから言い訳をしている。

言い訳がましい人はプライドが高い人に多い。

性格も、ある意味負けず嫌いと言える。

<言い訳がましい人の心理>
例えば職場で自分に不都合が起きると言い訳ばかり言う人は、まず最初に「いや、違うんです」や「でも」「だって」などを口にする。

日頃から言い訳を考えているかの様に、頭の中に言い訳のストックをたくさん用意している。

つまり言い訳には困らない。

ではその心理はどうなのか…

自分の非を認める事を嫌い、その事で責められたり、見下されたり、恥をかく事を実は恐れている。

謝るとは自分の非を認める。

だから「謝りたくない」という気持ちが働く。

でも、で出来ないと思われたく無い。

プライドが高く素直にミスを認めようとしない。

自分は悪くない、言われた通りにしたまでだと正当化して言い訳をする。

だがしかし、言い訳がましい人は、言い訳をする事で自分の評価が下がる事や逆に相手を怒らせてしまう事があるという点については考えつかずにいる為、未熟だと言わざるを得ない。

<まとめ>

言い訳がましい人への対処方法を考てみよう。
①アメとムチを使い分ける事が有効。

これは、相手の自尊心を満足させる一方叱る時は強行姿勢で臨むと言う方法。
例えば「経験が浅いのによくできたね」「努力が伝わってくる」と褒めて自尊心を満足させながら、その一方で「この仕事ができないのなら辞めてもらう」と強い姿勢をとる。

言い訳をした時は、先ずその言い訳が「合理的な言い訳」なのか「苦しい言い訳」なのか判断する。

不測の事態が起こった場合の様な、合理的な言い訳なら仕方がないが、人に責任転嫁をするような苦しい言い訳なら、曖昧な態度をとるより、厳しく追及して叱責する。

そしてその返しが…

「申し訳ありませんでした。以後気を付けます。」と相手が反省した場合はすぐに引き下がる。

これを繰り返すことで、説教を受けるよりも謝るほうがが良いと覚えて貰う。

例えばミスに対し「自分は悪くない」と心の底から思い込む人や言い訳をするために平気で嘘を付く人がいる。

どうしても更生が不可能なら、辞めて貰う事も考えて貰う。

会社として選択肢に入れておいて頂く。

②役割分担を明確にする
言い訳がましい人は、何か都合が悪いことがあると人のせいにするのが、言い訳がましい人の特徴。

基本的にこういう人とは一緒に仕事をしない事が望ましいが、一緒に仕事をしなければならない場合、役割分担を決めて、その人がミスをしてもこちらに責任がかぶらないようにしておく。

つまり、他人に責任転嫁できないように、役割分担を明確にして仕事を割り振りをして臨む。

さて皆さん、皆さんの周りには言い訳がましい人はいないですか? いない事を願っています。

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「25の心理的現象21-25」

<25の心理20〜25>

21.「私達は記憶を復元している」とは?

私達は記憶を手繰り寄せる時、頭の中で上映されるミニ映画の様に感じる為、パソコンのハードHDに保存されたビデオと同じ様に、記憶は頭の中に小さなファイルとして蓄えるものと考えがち。

しかし、そうではないという。

自分が5年生だった時の学級の事を思い出すたびに、頭が記憶を復元している。

つまり、ひとつの記憶であっても、別々の時だと、思い出すそれは、同じものではないという事だ。

実際、時間と共に記憶は変化し、互いに影響し合う事がある。

22. 「決断は直観で潜在意識下でやっている」

日々の決断のほとんどは実際は無意識下で行われていることが研究で分かっている。

私達の脳には、1100万以上ものデータが絶えず入ってくる。

それを1つ1つ意識的に振るいに掛ける事は出来ない、潜在意識が“経験則”に従って振るい分けを助けているのだ。 

実際、この仕組みが行われている事が研究でわかっている。

自分は慎重に調整し、考え抜いたあげく決断を下していると思いたがるがそうでは無い様だ。

23. 「斜め上からの視点で物を思い描く」

円を描いている途中でストップをかけると、確実に上から見た図になる。

この様な経験は無いだろうか…

人にグラス(コップ)の絵を描いてと頼むと、殆どの人は左から見たアングルで描く。

私達の脳は、自然とこの様な形で物を思い描くようになっている。

24. 「7プラスマイナス2」とは?

7プラスマイナス2というルールがある。

心理学的には、人が短期記憶に一度にストックしておける情報の単位(チャンク)は5から9個だけだといわれている。

だがしかし、1つのチャンクの中には幾つかの関連データが含まれている。

例えば、電話番号を考えてみる…

国コード、市外局番、そして1つか2つ以上の数字のセットが1つの塊になり、全体では14桁もの数字が並ぶ場合がある。

でもそれはたいてい、幾つかのチャンクに分類されており、私達の短期記憶の範囲内に上手く収まる。

従って覚える事が出来てしまう。

25. 「長い文章より短い文章を好むが、長い文章のほうが短い文章より速く読む事が出来る」

人はコラムのような短い文章のほうが速く読めると信じているのだ。 

比較的短いコラムの中に収められた文章の方が読み易いだろう。

それはそうなのかもしれないが、実際はページ全体に渡る長い文章の方が読む速度は速くなる。

だがそれは、見た目には短い文章の方が好きだからというだけなのであって、これは面白い現象だ。

【まとめ】

以上が25の心理的な現象の簡単な解説。

私は、そんな型にはまらないタイプだと自負しているが、この25個の心理から、もしかしたら自分又は貴方の新しいパーソナリティが発見があるかも知れない。

人間という生き物の心理をかなり的確に言い当てているなと私は思う。

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「25の心理現象16-20」

<25の心理16〜20>

16.「 一日の30%は上の空になっている」について。

これは、人は皆ぼんやりと、とりとめもない事を考えている時間があるという。

一日の内、少なくとも30%は、あるのだそうだ。そ

その時間が人によって多い人もいるが、特に必ずしも悪い事では無く、上の空でいる時間が長い人は、クリエイティブで、問題解決能力に優れている。

17. 「喜びを先延ばしにする能力は幼い頃から開始」

ストレスや欲求不満をうまく処理できる能力に繋げるには、喜びをじかに感じるために、欲望を満たすのを先延ばしにする能力をつける事で、これは子共の時分から持っているが、幸いな事に、たとえこうした能力が劣っていても、先延ばしにしている間に気を紛らすいい方法が開発されている。

18. 「我々は処理できる情報以上の選択をしたい」

例えば、スーパーマーケットの外で、何種類かのジャムが味見できるテーブルを設置して実験を行う。最初は6種類、次は24種類という具合にジャムの種類数を交互に変えてみる。

すると、24種類の時の方が足を止めた人は多かったのに、実際に購入した人は6種類の時の方が6倍も多かった事が分かる。

この様に、もっと欲しいと思っても、我々の脳はそこそこの数の情報しか扱えないのかも知れない…

19. 「赤と青は目に悪い」

ある特定の色が飛び出して見えたり、引っ込んで見えたりする色立体視という現象を引き起こす事があるが、赤と青の組み合わせが一番強く、赤や緑も同様の傾向がある。

赤と青は多くの国旗に使われている色だが、直接間近で見ると実はとても目に悪い。

20.「 複数の仕事を同時にはできない」とは。

そもそも人間は、複数の仕事を同時に出来ない様になっており、自分はマルチタスク人間で、同時に複数のことを完璧にこなせると思っている人は、単に自信過剰なだけだと言える。

完璧には、同時に2つの事を考える事は出来ない。

確かに友人と話をしながら歩く事は可能だが、これは、脳がより優先順位の高い機能にほうにのみ集中しているだけなのだそうだ。

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「25の心理的現象11-15」

<25の心理11〜15>

11. 「集団は流され易い」について。

リーダーは1人より2人の方が良いという結果が研究により出ている。

そもそも、集団は意思決定が苦手なだけでなく、集団の精神を操ろうとする、その強烈な個性をもつ独裁者に扇動されやすい。

それなのに、研究結果ではリーダーは2人が良いのだ。

12. 「集団になると決断出来ない」について。

続いて集団では決断出来ないという11に似た様な項目だが、心理学でいう集団的思考は、人数が多い事は、何かを決定するには必ずしも良くないという事を示す。

それは、大きな集団は、極端な感情的に偏った意思決定をする傾向にあるからだ。

13. 「脳は眠っている間も忙しい」とは…

脳は眠っている時も忙しいとはどんな意味なのか、一体眠っている間に脳内で何が起こっているか?

こりは、仮説でしか分からないが、研究者たちは、夜の間、脳は情報を整理して、新たな連携を作っているという事らしい。

私の脳も、眠っている間も起きている時と同じようにさかんに活動しているという事か…

14. 「自分の知覚とは違った方法で物事を見ている」

例えばこの文章を読んで見ると面白い事が分かる。

Aioccrdng to a rcseaerh sudty at Cmiadrbge Usvteriiny, it deosn’t mtetar in waht oredr the ltertes in a wrod are. The olny iomnrtapt thnig is taht the fisrt and lsat leettr be in the rhgit pcale.The rset can be a toatl mses and you can sitll raed it wthiuot prelobm. Tihs is busacee the huamn mnid deos not raed erevy letetr by iletsf, but the wrod as a wlohe.

和訳は、こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは げんき です。この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっかにんんげ は もじ を にしんき する とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっればじばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとてわざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ?ちんゃと よためら はのんう よしろく。

ケンブリッジ大学の研究調査によると、単語の文字の並びはどうでも良く、スペルがめちゃくちゃで、一見何か判らない様でも、要は最初と最後のアルファベットが正しい位置にあれば、あとの並びがバラバラでも、問題なく読めるという心理。

これは、その単語をひとつのかたまりとしてとらえているからだ。

人間の心が全てのアルファベットを一字一句読んではいない、脳は感覚器官である『目』で捉えた情報を常に処理するが、こうしたアナグラム文字の判読能力から分かる様に、言葉として認識した最終的な情報は、感覚器官で捉えた情報と大きく違う。

15. 「人間は思った以上に影響され易い」

心理学的現象に、第3者効果というのがあり、人は、広告など様々なメディアの影響に対し、自分は影響されないと思っているが実際にはそうではないという心理。

例えば自分が購入してしまった商品のテレビCMは、全く気にしないが、実際には、多くの広告は無意識のうちに気分や態度、欲望に影響を与えている。

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「25の心理的現象4-10」

<25の心理4〜10>

4.「人はリストの最初にある人を選んだり、投票したりする」について考える。

これは、人は概してリストの最初に出てくるものを好む傾向にあるという事だが、勿論必ずそうだというわけではない。

だが、メニューでも、投票用紙でも、自分の名前が投票用紙の真ん中にあった場合、勝率は2.5%下がるという事が分かっているらしい。

5. 「最も鮮明な記憶はたいてい傷付いた事」とは。

何かトラウマ的な出来事が起こった時に起こるフラッシュバック(閃光)。

これは、脳内で感情的なものが深く根ざしたいわゆる写真をフラッシュをたくようにして「パッ!」と撮るからである。

つまりこれをフラッシュバック記憶という。

記憶の中で、それが起こった時、何処にいたか、何をしていたか、細かいことまで鮮明に覚えがある。鮮明な記憶が問題なのは、記憶に結びついている強い感情が、度々心の平静を歪めてしまう事。

6.「真剣に集中できる時間は約10分間」について。

例えば、どんなに楽しい授業であっても実際に集中できる最大持続時間は10分間。

その後は、殆ど、人は上の空になっているという。

自分は授業に集中していると思っていても、以外にそうではないのだ。
7. 「反復すると脳が物理的に変わる」

これは一体どういう事なのか?

これは、外界から取り入れた情報はストックする度に、脳内のニューロン間での電気刺激が活発になり、古い結合を強くし、新しいニューロンをつくり出すというもの。

そして、少し難しいが、新しい神経回路が物理的に脳を変え、成長させるという事。

8. 「多勢の人が居ると争う気が失せる」

面白い研究結果があって、少人数の教室で標準的な試験を受けた学生は、概ね良い成績が出た。

これは、成績の良い、競い合うライバルの数が少ない時、自分がトップになるチャンスが高いため、いい成績をとろうとモチベーションが上がるという心理が働いている。

9. 「その習慣がつくのに平均66日掛かる」

人はだいたい、良い癖と悪い癖を持っている。

しかし次の年が明けて、今年は何か習慣を変えようと決心をしたら、67日目には達成出来るという。

10. 「期待は経験より大きい」

何かを期待する時、残念ながら、未来の出来事に対する自分達の概念は、かなり誇張されている。

それは、多くの場合、ある出来事を期待するのは、出来事そのものよりもわくわくするものだからだ。

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「25の心理的現象1-4」

<25の心理1〜4>

1. 「自分のことでない限り、人の行いをその人格のせいにして責める」を考察する。

例えば運転中、割り込みされたら「危ねえ、なんなんだ今のは、ちゃんと見てないとダメじゃねえか!」と思わず心の中で呟く、 又は「あらまあまあ、あの人はついてない日だったのかもしれないねえ」などと思う事がある。

これは、心理学で根本的な帰属の誤りと呼ばれる。他人の行動をその人の内面属性のせいにして責めるという事だ。

他人に対しては人格のせいにするが、自分自身に対しては外要因的なせいにする。

つまり、自分の非は自分にあると思いたくない。

もし自分が、不公平な判断をしがちな傾向があっても、又それに気づいていても、殆どの人は、それを止めるのは難しい。

残念ながら、たいていの人はこうした根本的帰属の誤りを行い続けるのではないか。

2.「友達の数には限界がある」について考えてみる。

例えば、自分にフェイスブックで5000人も友人がいるとする。

心理学者や人類学者によると、一人の人間が親しく繋がっていられる最大数は50人から150人程度だというから、これに当てはめると、実際、いるかもしれない友人はそんなにたくさんの数はおらず、特に親しい友人も複数持つことは出来ないのが厳しい現実ではないだろうか。

3. 「将来の出来事に対する自分の対応を過大評価している」を考察する。

将来を予想するのは恐ろしい⁉︎

人は現実よりも、理想の仕事に就き、そして結婚、更に幸せになるという明るい未来を信じる傾向にあるが、未来において、後ろ向きな暗い未来についても同じ事が言えると考える。

正確を期すために、良い事、悪い事も含めて将来の出来事に対する対応を見積もるのは怖い。

だが実際は、自分や他人の相手の幸せのレベルは殆ど変わらず、ごくごく普通の状態に戻るのが、いつもの状態。

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「人間心理学」

<人間の心理>

人間の心理について、ひと言で言うと、その心は不思議と謎で満ち溢れている。

この世にあるもので、それは全宇宙の中でも理解しがたいもののひとつかも知れない。

だがしかし、人の心はある程度は解明されており予測も立つ。

つまり、ある特定のルールに基づけば、心理学者がその人の行動を予測する事が出来る程度には解明が進んでいる。

私の場合、そんな型にはまらないタイプのひとりだと自負しているが、次の25個の心理は、自分又は貴方というひとりの人間をかなり的確に言い当てていると言っても過言ではない。

<25の心理>

1. 自分の事でない限り、人の行いをその人格のせいにして責める。

2. 友達の数には限界がある。

3. 将来の出来事に対する自分の対応を過大評価している。

4. 人はリストの最初にある人を選んだり、投票したりする。

5. 最も鮮明な記憶はたいてい傷付いた事。

6. 真剣に集中できる時間は約10分間。

7. 反復すると脳が物理的に変わる。

8. 多勢の人が居ると争う気が失せる。

9. その習慣がつくのに平均66日掛かる。

10. 期待は経験より大きい。

11. 集団は流され易い。

12. 集団になると決断できない。

13. 脳は眠っている間も忙しい。

14. 自分の知覚とは違った方法で物事を見ている。

15. 人間は思った以上に影響され易い。

16. 一日の30%は上の空になっている。

17. 喜びを先延ばしにする能力は幼い頃から始まる。

18. 私達は処理できる情報以上の選択をしたがる。

19. 赤と青は目に悪い。

20. 複数の仕事を同時には出来ない。

21.我々は記憶を復元している。

22. 決断は直観、潜在意識下でやっている。

23. 斜め上からの視点で物を思い描く。

24. 7プラスマイナス2

25. 長い文章より短い文章を好むが、長い文章のほうが短い文章より速く読む事が出来る。

<まとめ>

さて、あなたは何個か当てはまるだろうか?

次回、この25の項目を考察していきたいと思う。

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「うつ病の疑いがある人の心理」

うつ病の症状>
うつ病は1.身体の症状 2.心の症状に分けられる。

1.身体の症状→身体がだるい。不眠。意欲の減退。

                         倦怠感を感じる。

2.心の症状→不安や焦りが出る。自分を責める。

    涙もろく寂しさが増す。死にたいと思う。

うつ病の特徴>

「夜眠れない」「食欲が無い」「気分が落ち込む」
「集中力の低下」「自己評価の低下」
「好きだったことが楽しめない」
「疲れやすい」

うつ病を引き起こす原因>
「妊娠出産による健康問題」

身体の変化に伴う情緒不安定→育児ノイローゼ

「大切な家族や親しい人との死別や離別」

愛する人との別れ→全てにおいて無気力になる。

「経済的生活問題」

貧困→衣食住が困難になる。

「雇用、労働問題」

労働条件→リストラ、降格、転職による悩み。

「異性関係や金銭トラブルなどの問題」

様々なトラブル→人間不信になる。

うつ病になり易い人の特徴>
「職場でパワハラを受けている」「神経質」

「喜怒哀楽が激しい」「思い込みが激しい」

「真面目で責任感が強い」「メンタルが弱い」

「周りの評価に応えようと頑張りすぎる」

うつ病の疑いがある人の心理>
うつ病は適切な医療を受けることで治る。

ところが、うつ病になった人は自分から進んで病院に行く事があまり無い。

何故かと言うと、うつ病の人は体調が悪くても「医者にかかっても意味が無い」とネガティブに考える為で、多くは、この様な心理が働いている。

<対処法>
うつ病の疑いがある人に「あなたはうつ病の疑いがありますので心療内科に行って下さい」とダイレクトに言うのはタブー。

うつ病と診断されたらクビだ」と不安な心理が働くからだ。

「調子が悪いみたいだね、一度診て貰ったらどう」と言って、遅刻や欠勤、仕事量の落ちた客観的なデータを提示して、相手を説得し易くする。

その際「元気になって戻って来て欲しい」など、必要としていると伝える事も忘れずにする。

一時的に休職しても大丈夫だと伝える事で、安心して治療に専念してもらう。

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「猫を飼う心理」

<猫好きな人>

先ず動物好きな人は、そうでない人よりも愛情表現が得意という事が分かっているらしい。

猫は私達にとって親しみを感じさせる存在だろう。

猫カフェや猫雑貨など、あらゆる場面で賑わっているからだ。

<猫好きな人の性格は3つ>

猫好きな人の性格は大きく「ギャップ好き」「マイペース」「好き嫌いがハッキリしてる」に分類。

「ギャップがある」
猫好きな人は2面性がある。

ギャップがあるとキュンとなる。

普段はサバサバしているのに、甘える時はベタベタしてくる事などギャップがロマンティック。

「マイペース」
基本的に、誰かに合わせない。

猫好きな人は、自分の好きな時に、自分の好きな事をするという行動原理を持っている。

相手のリズムは気にしていない。

気まぐれで何を考えているのか分からない。

そもそも猫は勝手に生きて行けるので、猫好きな人も勝手な事が出来る?

「好き嫌いがハッキリしてる」

自分のリズムやペースが大切な為、これを乱されるのは何よりも嫌い、好きと嫌いはハッキリしてる。

<猫を飼いたいという心理の意味は>

「母性を発揮したい」「ボランティア精神が強い」

「ストレスが溜まっている」「ブランド志向」

「運気を変えたい」などが挙げられる。

「母性を発揮したい」
子猫が欲しい人が母性本能が強い傾向にある。

子猫は親猫を探し目が離せない為、自分が母親となり面倒を見てあげたくなる。

「ボランティア精神が強い」

猫を飼いたい心理は、ボランティア精神が強いのが特徴で、里親を探しなど困っている生き物を助けたい気持ちが強くボランティア精神がある。

可哀想な捨て猫なども放って置けない。

「ストレスが溜まっている」
ストレスが溜まっているサインとして猫を飼いたい心理が働く。

猫の仕草や動きが愛らしくイライラを解消する対象になる。

「ブランド志向」
猫を飼いたい心理は、一種のブランド志向に似たものがある。

持ち物がブランド品が好きな人なら、猫も高級な純血種を選びがち。

「運気を変えたい」
商売繁盛の運気アップのシンボルとして招き猫が使われている。

猫を飼いたい人は運気アップの心理が働いているかもしれない。

動物から得るエネルギーは色々あるが、命を大切にする気持ちは、将来的にもよい事とされる。

つまり、自分の環境をプラスに変えたい時に猫を飼いたい心理になる。

<まとめ>

以上、実際に心理学の研究で結果が出ている。

「猫をかぶる」と言うことわざは、自分が認めた好きな人だけに「本当の自分」を見せると言う意味。

友達や恋人に限らず好きな人に対してなら凄く親切に対応する。

猫好きな人はマイペースだから、ある意味、浮いた人は多い。

人間と猫の関係を知ることは、その人の心理をより理解する事も出来る。

筆者も猫が大好きである。

自分の癒しである存在だ、この心が落ち着くという事がどれだけ有難いものかと感じるのである。

【猫の写真集】https://youtu.be/eYjFKvpysuM

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【茶トラ猫写真集】https://youtu.be/e-QHen_GEoQ

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【子猫動画】茶トラ子猫 保護猫

https://youtu.be/Vhq-SPvNwgU

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【子猫動画】茶トラ猫 保護猫

https://youtu.be/yaPSRKSMNq8

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「見下す人間の心理」

<見下す人の心理とは>

見下す人の心理は、何か凄く競争をして来た人に多いといえる。
例えば、受験、大学受験などで激しい競争を勝ち抜いてきた人。

この様な人は、自分より劣る人を見下す傾向がある。

人を見下すことで自分は人よりも優れているという優越感を得ようとしたがるのだ。

職場などでも、人を見下す人は、自分の仕事については一生懸命に取り組んで努力をするタイプが多い。

そして、上司の評判も高く、社内でも頼りにされがちになる。

ところが、自分より仕事が出来ない人が現れると、その人には冷たく当たる。

つまり、それぐらい出来て当たり前と考えるので、他人の出来ない様子にイライラしてしまう。

そう、イラ立ちを覚えるのだ。

<自分と同じ事を要求>

人間には、それぞれの能力に差があるわけで、仕事が出来ない人には出来る様にサポートしたり、相手の能力に応じた仕事を割り振るなどすれば良い。

だけど、見下す人は自分と同じレベルの仕事振りを要求する。

そして、それが出来ないと分かれば、その人を見下し、切り捨ててしまう。

これはつまり、自分は仕事がこなせる為、出来ない人の気持ちが理解できないのだ。

その為、見下す人の人間関係は、結局は仕事上の付き合いだけで、うわべだけの関係になってしまう。

<まとめ>

見下す人間の特徴は…

「プライドが高い」「思った事をハッキリ言う」

「リーダーシップを取りたがる」

「自分が一番だと気が済まない」「粗探しが得意」

「人に弱みを見せない」

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